保護者の皆さん、子どもたちの幸せのために
協力して取り組みましょう
今日、少子高齢化、人口減少、AI(人口知能)の発達等、社会の急激な変化のなかで・・・ 大人も子どもも、「どのように生きるべきか」悩みながら生きているのではないでしょうか。
保護者の皆さんは、将来お子さんにどのように生きていってほしいと思っていらっしゃいますか?
保護者の皆さんはそれぞれたくさんの思いや答えがあると思いますが、多くの皆さんの根底に流れる共通の願いは「子どもたちに幸せになって欲しい!」という気持ちではないのでしょうか。
私たちは、キャリア教育とは「子どもたちが幸せになること、そして、将来社会的・職業的に自立して自分らしい生き方をしていくこと」を実現するための活動ととらえています。
私たちは、キャリア教育が子どもたちの幸せや自立につながる大きな力になると信じ、地域が一体となり長期的に子どもたちをサポートするために上伊那の8市町村の産業界、学校、行政、PTA等で取り組んでいます。
お父さん、お母さんの大切な役割
キャリア教育というと、遠い話のように聞こえるかもしれませんが、お子さんが人生を考える上で一番影響があるのが、保護者の存在である言われています。また、家庭は、子どもの成長を 支える最も重要な場であり、心の居 場所でもあります。勤労観や職業観を身に付け、社会性などをはぐくむ上に おいても、家庭の役割はとても大切だと考えられています。つまり。保護者の皆様との毎日はお子さんの未来につながっていると言えます。
郷土愛プロジェクトでは、保護者や家庭の存在の大切さを認識し、「保護者がどのようにキャリア教育に関わればいいのか」という視点で上伊那PTA連合の皆さんと協議もしています。これからも大切なお子様の幸せや自立のために、多くの保護者の皆さんとご一緒に考え取り組んでいきたいと願っています。
地域の皆さん、ふるさとの未来、子ども達の未来のために
お互いに協力しましょう
「地域を支え続けるための人材がいない・・・」
少子高齢化、若者の県外流出、この地域も大きな時代の波が来ています。地域の課題は、地域を支え続ける「人材の不足」10年後の上伊那がどうなるか、市町村がどうなるか、今多くの人が心配しています。
私たちが住む上伊那でも、高校卒業時に県外に60~70%が出ていきます。そのうちの多くが、その後県外に就職していると考えられています。つまり、大切に育てた子どもたちが県外に流出しているという実態があります。このままいくと地域の人材不足は加速し、それを受けてゆくゆくは日本全体も衰退していくと考えられています。
若者たちが県外を選ぶ理由は様々で一概に言えませんが、一つは「地域の産業を知らない」ということ、「地域で生きていくことをポジティブに思えていない」ことがあります。
そんな地域の子どもたちに、「地元企業のことやこの地域を愛し生きていくこと」を伝え、地域の担い手になってもらいたいと思う人は多いのではないでしょうか。
この地域には誇るべき自然、歴史、文化、産業、そして生き方があることをご一緒に伝えていこうではありませんか。
私たちは、そんな地域の願いを「キャリア教育」という形で実現したいと思っています。
子どもたちにとっても「キャリア教育」の中で、多くの大人や物事に出会うことが、自分の成長を大きく促すことになります。
キャリア教育とは
子どもたちの「社会的自立・職業的自立」に向けた教育を言います。
自立するためには、多くの大人や「物事」と関わり、学ぶことが求められています。キャリア教育において、地域の存在や大人の関わりは必要不可欠です。
キャリア教育は、地域にとっても子どもたちにとっても、まさにWINWIN