【開催報告】歴史館ツアーに行ってきました！

2019年11月30日、大型バスに乗って千曲市にある県立歴史館と森将軍塚古墳に行ってきました。

この日の県立歴史館は「県立歴史館・KOAの日」としてだれでも無料で入館できる特別な日。歴史館ツアーはその日に合わせて実施する、今年第3回目のイベントです。

歴史館では特別企画展として「中部高地の土偶～暮らしに寄り添う小さな女神」を開催中。歴史館につくと、2班に分かれて企画展・常設展の見学、そしてバックヤード探検を行いました。いずれも歴史館の学芸員さんが詳しく解説をしてくれるので、展示物や時代背景についてより詳しく知ることができるのも、歴史館ツアーのいいところ。

バックヤードでは、発掘品を鑑定したり復元保存するための設備を見せていただいたり、縄文土器と弥生土器の重さ比べをしたりと、普段は見ることのできない歴史館の姿や働く人の話を聞くこともできました。

お昼の後には、笹本館長さんへ直接質問をする時間も。歴史や土偶が大好きな子どもたちにとっては、館長さんのお話を聞けるだけでもワクワクする体験だったようです。

午後は、隣接している森将軍塚古墳へ。15分ほどの道のりを歩いて古墳に登りました。天気がよく、遠くには雪で真っ白になった北アルプスを望み、古墳が作られた約1600年間に想いを馳せるひと時となりました。

歴史を学ぶことは、今の時代を見つめなおし、よりよい未来をつくっていくために大切なことだ、という学芸員さんの言葉が非常に印象的でした。子どもたちがさらに歴史を好きになり、将来の希望へとつながる一日になったらうれしいです。