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土器にドキドキッ  古墳にコーフン  歴史をいっぱい学んだよ

令和6年1月20日(土)、朝7時30分に大型バスに乗って伊那を出発し、千曲市にある「長野県立歴史館」と「千曲市森将軍塚古墳館」、岡谷市の「シルクファクトおかや」に行ってきました。
参加したのは、児童16名、保護者11名の9家族。
道中ではクイズを楽しみ、徐々にツアーへの期待も膨らみます。
バスを降りると、さあ、歴史館巡りの始まりです。

【長野県立歴史館】
出迎えてくれたのはナウマンゾウのレプリカ。
写真でしか知らないナウマンゾウ。実物大の迫力にみんなびっくり。

 

 

 

 

4000年前の本物の縄文土器を持たせてもらってドキドキ。
思わず肩の力が入ります。

 

 

 

 

 

 

 

歴史館の笹本名誉館長さんからは
「来てくれて嬉しい。歴史が好きになってほしい」とお話がありました。

 

 

 

 

今日の歴史館は「KOAの日」。
一般の人が無料で歴史館に入館できる日です。
玄関ではKOA㈱の扱う製品の展示や体験コーナーもあり、上伊那の企業に触れ合う機会にもなりました。

 

 

 

 

 

【森将軍塚古墳館】
歴史館の近くにある古墳館。
教科書でも紹介される三角縁神獣鏡のレプリカを実際に触らせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

展示室には古墳の竪穴式石室が再現されていました。

 

 

 

 

 

【古墳】
寒くて小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、ほとんどの家族が片道20分ほどかけて古墳まで登りました。
帰ってきた皆さんは、「すごかった」、「楽しかった」とコーフン気味。
(晴れていればこんな風景を見ることができます。2022年撮影)

 

 

 

 

【シルクファクトおかや】
歴史館の企画展が「和田英~糸づくりに懸けた明治の女性」ということもあり、今年は「岡谷蚕糸博物館/シルクファクトおかや」にも行きました。
シルクのもとになる糸を吐くおカイコさまの繭つくりの様子を観察したり、実際に繭から糸を手繰る様子を見たりすることができました。

 

 

 

 

 

 

【クラフト体験】
カエルの繭人形を作りました。
最初の段階で、繭玉の中の干からびたカイコを取り出すのに大騒ぎ。その後はみんな自分なりの表情豊かなカエルを作りました。完成したカエルを前に大満足の様子でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

【感想】
帰りのバスの中、そして後日ハガキでも、参加したみなさんから感想が寄せられました。
「○○ランドに行って家族で楽しむこともいいかもしれないが、こうして家族で歴史に触れる一日こそ、もっと価値のあることだと感じています。」
「歴史館でナウマンゾウを見られてよかった!」「古墳に登れて達成感があった」
「来年は(中学生なので)参加できないけど、未来の人たちのためにもまた、行ってください」
「昔のことが知れたり、古墳を登って実際に見たりして勉強になりました」
「とても楽しかったです。もっと歴史について知りたいと思いました。歴史が好きになりました」
「縄文土器と弥生式土器を手に触れ、持ち上げ、比べ、体感するのは他ではできないこと。古墳を実際に登り、石室を体感する。この経験は歴史の長さと人間の知恵の成長を推測していくことにつながる。貴重な体験をありがとうございました。」

皆さんに満足していただいたようでなによりでした。
楽しんでくださった参加者の皆さん、受け入れてくださった歴史館、古墳館、シルクファクトおかやの皆さん、道中、そして現地でスタッフとして対応してくださったKOA㈱の皆さん、本当にありがとうございました!!!