高校で探究の学習が、今年度から必須に
本年度より、高等学校では「総合的な探究の時間」が必須となりました。
社会変化のスピードは今後ますます加速し、高校生が社会で活躍する頃には、誰も解決したことがない新しい課題であふれているだろうと言われています。そのような社会を生き抜くために欠かせないのが、自ら課題を見つけて情報を選び取り、知識を活用して他者と協働しながら解決していく力。その力をつけていくのが“探究”とされています。
上伊那の各校でも今春から「総合的な探究の時間」が始まっています。
例えば、高遠高校1年と2年生は、和菓子店の社長さん、陶芸家、花卉栽培の専門家、学芸員さん、技術メーカーさん、大学の研究員、観光会社の方、写真家などなど、実に多くの地元の方が講師となってくださいました。授業の回数を重ね講師と活動していくうちに緊張もほぐれ、探究が深まってきました。
- 和菓子の新商品開発に向けて検討中
- 高遠焼きの専門家がお皿作りを指南
- 地元の花を使ってブーケ作り
一方、伊那弥生ヶ丘高校2年生は、1学期に防災、新校、国際協力、観光、子育て支援など9つの分野に別れ、地域の方を講師にお招きしました。
講師の話を聞き、一緒に活動して自分でテーマを探し出した生徒たち。2学期からは個人やグループで取り組んでいます。
- 新校について真剣に話し合い
- 地域素材を生かしたピザのお味は?
- 郷土料理ローメン作りに挑戦
これから、生徒自身がどんな活動をしていくのか、楽しみですね!!!